新しい相棒がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!
僕の元に、新しい相棒がやって参りました☆
『Rickenbacker(リッケンバッカー) 4001S』という、ポール・マッカートニー御大が1965年から使用しているのと同じベースギターです♪
ポールはこのベース(当初は赤色)を1965年にRickenbacker社から贈られ、ビートルズ時代は主にレコーディングで使用していました。1967年にはオリジナルの赤い塗装の上からスプレー缶でサイケな塗装をしたあと、1969年の「GET BACK SESSION」期間中に、右用のままだったナットを交換し、塗装を全部剥がして木の地肌を剝き出しにします。
そしてビートルズが解散し、新バンド「ウイングス」を結成してからは、この木の地肌を剝き出しにした状態の「Rickenbacker 4001S」が、ライブでも大活躍を始める訳です。その後現在に至るまで幾度もの改造を重ねながら、いまもポールの手元で大切に保管されています。
「ポールのリッケン」として一番有名な姿が見られるのが、僕自身も大いなる影響を受けた1976年のウイングスの全米ツアーの記録映画『ROCK SHOW』。
1992年製の「Rickenbacker 4001S V63」をベースに、このツアーで使用したスペックのリッケンを限りなく?再現したモデルが、今度の相棒になります。ヘッドのトラスカバー(ネームプレート)は、映画内のビートルズ時代から付いてるロゴが太目で全体がナット寄りのやつではなく、このツアーの終盤に何らかの理由で取り換えられて現在に至るまで付いてる、ロゴが先端ネジ寄りのものと同じですが・・・。
初めて映画『ROCK SHOW』を観たのが小学5年生の時。以後「ビートルズはジョンが好き、ポールはウイングスが好き」という趣向になって現在に至る私が、35年間夢に見た「相棒」をやっと手に入れることが出来ました。
ありがたいことに左利きに生まれた以上、必ずいつか手にしたい。しかし、ただの「リッケン4001のレフティー」じゃね、ほんと、ダメだったんですよ・・・^^;
「ポールのモデルを詳細まで再現しました」というフレコミだった『Cシリーズ』でさえ、肥え過ぎた目には違和感を覚えて買おうとも思わなかった(「高くて買えなかった」、ともいう笑)し、ヘッドがでかい『アレ』じゃなきゃ・・・とずっと思い続けて35年。
まだまだ細かいところで違いはいっぱいありますが、Cシリーズで「違和感」を感じたポイントは概ねポールモデルに近い仕上がりになっているかと。これからも少しずつ改善していきながら、最高のポールモデルに仕上げていきたいと思っています。
(↑トラスカバーが交換された直後)
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